きのうの夜、そっと宝石箱の蓋を開けて、私は泣いてしまいました。 思い出が押し寄せてきて、それをどうしても書きたいと思ったのです。 私のジュエリーひとつひとつには、それぞれに思い出があります。 どのお話も、私の宝石箱にあるジュエリーにまつわる、本当のお話です。 どうして私が、そして女性が、ジュエリーに魅力を感じるのか、そんな気持ちが伝わればいいなと、思っています。 三つともとても長いエッセイです。 ゆっくり読んでいただけると、幸せです。 1999/12/10 祖母の帯留め 薄いピンクの指輪 3年越しのペンダント